生産自動化専門委員会 精密工学会
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研究例会案内

2005年11月度 月例会 2005/11/03更新

趣旨

2005年11月度(11月24日(木)開催)の研究例会では,「無段変速機(CVT)の新しい時代」を主題として,3件の講演を計画しました.

流行のITの世界と違って,殆ど動きのない地味な機構学の分野で,新しい動きがあります.産業機器の分野で細々と続けられてきた無断変速機(CVT)の研究が実を結び,自動車用変速機の主流に躍り出ようとしています.第1回ものづくり日本大賞(経済産業大臣表彰)優秀賞を受けたベルト式が今年の話題になりましたが,ほかにもトロイダル式,リングコーン式などの変速方式があります.3つの方式について3人の研究・開発の第一線のかたがたから報告していただきます.自動車の操舵系で生まれたボールスクリューが,産業分野に急速に普及したことが思い出されます.産業分野・自動機への応用や,CVTの製造技術なども,当専門委員会としては目が離せないところですが,まずは「どんな機構なのか」学ぶのが第一段階でしょう.

11月度研究例会は,株式会社SDLの須田大春氏のご尽力で企画されました.

多くのみなさまの出席を期待します.

日時

2005年11月24日(木) 13:00〜17:00
東京大学 工学部14号館1階(142講義室) 3階 330号セミナー室

主題

「無段変速機(CVT)の新しい時代」

講演題目

1)13:00〜14:00 「トロイダル式トラクションドライブCVTの基礎と応用」

日本精工株式会社 CVTプロジェクトチーム  今西  尚 氏

日本精工では1978年にトラクションドライブCVT(無段変速機)の研究に着手して以来,21年にも及ぶ開発を経て,1999年に世界で初めてのトラクションドライブCVTを搭載した量産市販車として採用された.量産がスタートして5年が経過し,10万Kmを超える走行実績結果も得られ始めた.こういった状況の中で今回,トロイダルCVTの基礎とその応用事例ついて概説する.

参考HP

2)14:00〜15:00 「リング・コーン式無段変速機」

株式会社モートロン 代表取締役社長      広瀬 良行 氏

トラクションドライブによる無段変速機として,完全なゼロ回転と,その付近で最大トルクが得られる構造を開発した.この無段変速機の中心技術である下記について講演する.
(1)トルクギャップ,(2)自己独立調圧,(3)回転カム調圧,(4)低面圧トラクションドライブ

参考HP

3)15:20〜16:20 「自動車用ベルト式CVTの機構と制御」

変速機技術士事務所 所長           守本 佳郎 氏

ベルト式無段変速機(CVT)普及のキーテクノロジとなった圧縮式金属ベルトの機構と作動メカニズムを中心に説明し,プーリの機構及び変速の制御等を含めCVTユニット全体についても講演する.

参考HP

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2005年10月度 見学会 2005/11/09更新

趣旨

2005年10月度(10月28日(金)開催)研究例会(工場見学)では,「自動車工場の生産方式」を主題として,工場見学を計画しました.

自動車の生産方式は,1913年フォードT型自動車がベルトコンベアー方式によって大量に生産されるようになって以来,今日に至る90年の間,「如何に大量に,如何に品質の良い車を,如何に短時間で効率よく製造するか」,そして,「如何に多くの型式の車を同時に生産するか,如何に環境に優しく生産するか」という様々な課題に対して,数限りない生産方式の改良が行われてきました.そして,本専門委員会でも,自動車の自動組立を主題とする研究例会/発表会が,過去3回行われ,他に自動車に関連する講演が10回以上行われています.

   <研究例会・研究発表会DVD資料集より>
     (1)1992年7月「最近の自動車部品組立事例」
     (2)1994年7月「最新の自動車関係産業における生産技術」
     (3)1995年10月「自動車を主としたフレキシブル自動化と課題」

しかし,最近では精密機械や小形機械(部品)の自動組立/生産自動化に関する研究例会が多く企画され,自動車に関係する研究例会はあまり開かれない状況でした.そこで,自動組立/生産自動化技術の原点ともいえる「自動車工場の生産方式」を,工場見学を通して,再度,考察してみたいと考えます.

多くのみなさまの出席を期待します.

日時

2005年10月28日(金) 13:00〜17:00
日産自動車(株)栃木工場ゲストホール

   

【住所】〒329-0692 栃木県河内郡上三川町上蒲生2500  電話:(0285)56-1214
【交通】(1)JR東北本線(宇都宮線)の「石橋駅」下車.車で約10分
      ★石橋駅 東口から,日産自動車栃木工場への連絡バスがあります.
     (2)北関東自動車道 宇都宮上三川インターより車で約5分

主題

「自動車工場の生産方式」(工場見学:日産自動車(株) 栃木工場)

1)12:50〜13:00 集合・受付 日産自動車(株) 栃木工場 正門前

2)13:00〜14:00 「工場概要説明」

参考HP

3)14:00〜15:30 「工場見学」

4)15:30〜16:00 「質疑応答」

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2005年9月度 研究発表会 2005/10/03更新

趣旨

2005年9月度(9月30日(金)開催)の研究発表会では,「最新の組立ロボット」を主題として,5件の講演を計画しました.

産業用組立ロボットの開発は,ロボット元年と言われた1980年ごろから1990年にかけて行われ,多く機能を備えた,また,位置決め精度が向上した,運動性能が向上した多くのロボットが開発されました.しかし,2000年ごろからAIBO(SONY)に代表されるアミューズメントロボットや介護ロボット,ASIMO(Honda)などの2足歩行ロボットへの関心が高まり,組立ロボットへの関心が薄れ,積極的に新しい組立ロボットを設計開発する動きが感じられない状況になっています.されど,工場では数多くの組立ロボットが様々な製品を自動生産し,組立ロボットが生産の重要な要であることは変りません.現状は,ロボットメーカによって,より高度な動作を実現できる知能化された組立ロボットが開発されていますが,自動化ラインの設計技術者が,その到達点を十分理解しないまま,また,ロボットメーカによって開発された,様々な新しい機能を十分に活用できまま,製造ラインを設計している状況であると感じられます.9月度研究発表会では,組立ロボットを研究・開発している研究機関の研究者,ロボットメーカの設計・開発の者の方に,最新の組立ロボットについて講演をいただき,最新のロボットの機能を学ぶとともに,最新ロボットによる新しい生産ラインの構築を模索したいと考えます.

多くのみなさまの出席を期待します.

日時

2005年9月30日(金) 10:00〜17:00
東京大学 工学部14号館1階(142講義室)

主題

「最新の組立ロボット」

講演題目

1)10:00〜11:00「生産設備としての組立用ロボット -エプソンロボット開発史- 」

国立長野工業高等専門学校 電子制御工学科/専攻科 教授 山崎保範 氏

最終的には投資効果で計られる生産設備としてのロボット,産業用組立ロボットの開発にエプソンで携わった生産技術者の立場から,その根幹をなす開発コンセプトとそれを実現した技術について述べる.温故知新.

参考HP

参考HP

2)11:00〜12:00「リニア単軸ロボット“PHASER”シリーズのご紹介」

ヤマハ発動機株式会社 IMカンパニー ロボット技術グループ 主査  海江田 隆 氏

ヤマハ発動機(株)では一昨年よりリニアモータを使用した新しい単軸ロボットラインナップを発売している.リニアモータの持つ高い性能をそのままに,従来の単軸ロボットと同程度の価格,使い勝手の良さを実現した.

参考HP

3)13:00〜14:00 「産業用知能ロボットによる組立ロボットセル」

ファナック 株式会社 ロボット研究所 名誉所長  榊原 伸介 氏

参考HP

4)14:00〜15:00 「デンソーにおける組立自動化事例と新型デンソーロボット(Gシリーズ)」

株式会社 デンソーウェーブ FA事業部企画部 部長 小山俊彦 氏

デンソー社内自動化の経験の中から,効果的な事例(ロボットセル生産システム・循環型生産システム)と失敗事例を紹介する.また,2005年9月にリリースされた新型デンソーロボット(Gシリーズ)の特長(ネットワーク対応・国際安全規格対応・Plug&Play対応等)を紹介する.

参考HP

5)15:20〜16:20 「最新の三菱電機産業用ロボットの紹介と応用事例」

三菱電機株式会社 名古屋製作所 ドライブシステム部 ロボット開発課 課長 小林智之 氏

最新の当社製産業用ロボットの製品コンセプト,機能等の紹介と最近話題の「ロボットによるセル生産」等への応用事例の紹介する.

参考HP

参考HP

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2005年7月度 月例会 2005/10/03更新

趣旨

2005年7月度(7月22日(金)開催)の研究例会では,「インプロセス計測」を主題として,3件の講演を計画しました.

近年の加工技術や組立技術の革新は,測定技術の向上によるところが非常に大きいと言えます.また,最近の製品品質の保証体制も急激に変貌しており,従来の抜取り検査体制から全数検査による品質保証体制へと強化されつつあり,インプロセス計測への要望が益々強くなっています.今回は,測定技術の研究に従事してこられた研究者の方,各種測定機を開発している測定機メーカや画像処理装置を計測技術に応用しているメーカの方に,インライン計測の現状と課題および今後の方向性についてご講演いただき,今後の自動化技術のあり方について委員会として研究してみたいと考えております.

7月度研究例会は,株式会社ミツトヨの正田典男氏のご尽力で企画されました.

日時

2005年7月22日(金) 13:00〜17:00
東京大学 工学部14号館1階(142講義室)

主題

「インプロセス計測」

講演題目

1)13:00〜14:00 「表面性状における指標の提案とインプロセス画像計測」

宇都宮大学 大学院工学研究科 情報制御システム科学専攻 助教授 尾崎功一  氏

本発表では,表面性状の評価に必要な複雑さ(粒状感)の度合いについてフラクタルの概念を取り入れた計測指標の提案を行う.そして,複雑さの指標や色情報等の指標をインプロセスへ応用する可能性について説明する.

HPへ:(計測・ロボット工学研究室) の[Teachers]または[Pamphlet]へ

2)14:00〜15:00 「高性能画像検査と工程管理システム」

日本FAシステム株式会社 代表取締役 可児直行 氏

超高速画像処理を利用した画像検査の現状と特殊光学系による高性能検査とともに,生産ラインの高効率化を実現し,実際の生産業務を飛躍的に加速させるシステムとして再解析ルーチンを持った検査装置を紹介する.

HP

3)15:20〜16:20 「三次元測定機のインライン計測への応用」

株式会社ミツトヨ  宇都宮事業所 商品設計部 部長 山本則夫 氏

近年,三次元測定機のインライン接続の要求が高まっている.過去の幾つかの事例はあるものの,本格的なインライン三次元測定機が普及していない.そこで現在取り組んでいる事例を紹介し,三次元インライン計測の方向性と課題について述べる.

HP

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2005年5月度 月例会 2005/10/03更新

趣旨

2005年5月度(5月27日(金)開催)の研究例会では,「生産機器の知的メンテナンス」を主題として,3件の講演を計画しました.

機器のメンテナンスの考え方が,機械が壊れたら修理するという『事後保全』の考え方から,壊れる前に対応しようとする『予防保全』の考え方に変わったのは,わずか5〜60年前のことです.この『予行保全』の考え方は,(例えば車検など,)時間を基準に点検し,運転状況を診断して故障を予知するもので,同じ時期に発展した破壊力学を適用して劣化状態からの寿命を予知することも行われています.現在では,『状態基準保全』という,より細部にわたって状態を監視するものがメンテナンスの主流となり,生産管理とも結びつき,「保全=メンテナンス」が工場の片隅の仕事から,必要なときに必要なものを作って供給するというJITさらにはSCMを支える大きな柱になっています.今回は,これが情報処理技術と結びつき,今後大きく発展すると思われる遠隔・集中制御技術について,その現状と今後の動向を探りたいと考えます.

5月度研究例会は,石巻専修大学の川名 武氏と佐々木清人事務所の佐々木清人氏のご尽力で企画されました.

多くのみなさまの出席を期待します.

<用語>JIT:(just in time),SCM:(supply chain management:供給連鎖管理)

日時

2005年5月27日(金) 13:00〜17:00
東京大学 工学部14号館3階(330号会議室)

主題

「生産機器の知的メンテナンス」

講演題目

1)13:00〜14:00 「建設機械におけるIT技術を用いた稼働管理,情報化施工への取組」

日立建機株式会社 技術開発センタ 主管研究員 渡邊 洋 氏

建設機械を用いた作業の生産性向上に対処するため稼働管理等サービス面を含めた対応が重要である.近年進みつつある情報化施工への対応も含め,建設機械におけるIT技術を用いた取組を紹介する.

HP

2)14:00〜15:00 「シチズン・ファクトリーオートメーション」

シチズン時計株式会社 精機事業部開発部 部長 金谷昭秀 氏

我々の製品であるNC自動旋盤の多くは小規模工場で使用される.小規模工場における機械とその情報ネットワークの構築、及びそれを使ったサービスの提供について紹介する.

シチズン時計 HP

シチズン精機 HP

3)15:20〜16:20 「風力発電の現状とそのメンテナンス」

風21技術士事務所 代表 土屋敬一 氏

我が国の風力発電の導入量は最近急速に伸び,この5年間は対前年比約1.3〜1.8倍で推移している.風力発電の技術開発・経済性・メンテナンス手法の現状と問題点などについて紹介する.

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2005年4月度 月例会 2005/10/03更新

趣旨

2005年4月度(4月15日(金)開催)の研究例会では,「人をアシストする機器」を主題として,3件の講演と施設見学会を計画しました.

現在,生産自動化の流れは大きく変わり,全自動化は経済的に導入困難とみなされています.しかし,生産自動化ラインにおける「重筋作業からの脱却」と「間違いの防止」を考えれば,機械によるアシストは重要であり,それは生産性向上にも直結する重要な技術である.

4月度例会では名古屋工業大学の武居助教授に自動車のラインでのアシスト機器を,東京大学の杉特任助手と小谷特任助手にはAWB(Attentive Work Bench)と呼ばれる人間の意図測定による支援機器をご講演いただき,加えて,AWBの見学を短時間で計画しました.

多くのみなさまの出席を期待します.

日時

2005年4月15日(金) 13:00〜17:00
東京大学 工学部14号館3階(330号会議室)

主題

「人をアシストする機器」

講演題目

1)13:00〜13:45 「力学的作業アシストアプローチ」

名古屋工業大学 つくり領域(トヨタ寄附講座) 武居直行 氏

近年,人と機械が協調して作業を行う,いわゆる「人間・機械協調系」の研究が盛んに行われている.一般には,機械に人の状態・意図をいかに検出させ,その情報をどのように利用するかが研究対象となるだろう.一方で,協調系の目的が,ある作業をアシストすることであると考えると,必ずしも人の状態や意図が分からなくても,使いやすい道具であればよいことになる.ここでは,力学的な作用で作業をアシストする手法について述べたい.

HP

2)13:45〜14:30 「作業者支援型生産環境 “Attentive Workbench”」

東京大学大学院 情報理工学系研究科 杉 正夫 氏

作業者支援型のセル生産システムAttentive Workbench の概要を説明する.本システムは机型実世界指向インタフェースと自走式の部品箱から成り,情報面と物理面から人間作業者を支援する.

アテンティブエンバイロンメント(AE)グループ HP

3)14:45〜15:30 「バイタルサインの計測・解析と作業者支援への応用」

東京大学大学院 情報理工学系研究科 小谷 潔 氏

バイタルサインの取得はこれまで医学・生理学的な目的の下で行われてきたが,近年では計測・解析技術の進歩によって,実生活でも使用できるようになりつつある.ここではバイタルサインを用いた作業者支援の方法について述べる.

アテンティブエンバイロンメント(AE)グループ HP

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2005年2月度 月例会 2005/10/03更新

趣旨

趣旨テキスト入る2005年2月度(3月4日(金)開催)の研究例会では,「微細加工による加工面の機能化」を主題として,3件の講演を計画しました.

昨年1月度研究例会(2004.1)で取り上げた「機能性薄膜技術の動向」では,光触媒超親水薄膜技術やDLC薄膜技術によって,自己洗浄性や高耐摩耗性を付加した新しい製品が紹介され,また,この技術が製品への応用のみならず生産技術へ応用へと発展していることが紹介されました.2月度例会では,微細加工によって製品の表面を機能化する技術を取り上げ,この技術の基礎と応用事例,将来展望について,この分野の研究者と企業の方に講演をお願いしました.

今後,機能化した表面を持つ製品が広く普及していく中,如何にして機能性表面を量産化していくか,如何にその機能を検査するか,また,機能化した表面を持つ部品の如何に組み立てるべきか,について,2月度例会を通し,検討してみたいと考えます.

多くのみなさまの出席を期待します.

日時

2005年3月4日(金) 13:00〜17:00
東京大学 工学部14号館3階(330号会議室)

主題

「微細加工による加工面の機能化」

講演題目

1)13:00〜14:00 「精密自公転ミーリングによる光学機能表面形成」

長崎大学 工学部 機械システム工学科 講師  矢澤孝哲 氏

微少凹凸アレイを高能率・高精度加工する手法として,精密自公転ミーリングを提案し,原理,各種要素技術機上計測技術,加工結果,工学機能特性について詳述する.

HP

2)14:00〜15:00 「規準ディンプル形成によるブラスト加工面の残留応力の定量評価」

新潟県工業技術総合研究所 下越技術支援センター 斉藤 博 氏

衝突機構など多様な因子が複雑に関連し合って定量的な評価が困難なブラスト加工による残留応力発生機構を,鋼球またはダイヤモンド圧子を用いた押込み加工によって定量評価することを実験および解析により検討する.

HP

3)15:20〜16:20 「次世代量産ナノ加工技術の本命“ナノインプリント”」

アイトリックス株式会社 代表取締役社長 長谷川正治 氏

量産ナノ加工技術の本命と目され始めた「ナノインプリント」!アイトリックスは,「ナノインプリント」やこれを応用した半導体,光ディスク,光学部品,バイオチップなどのイノベーションを目指しています.

HP

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2005年1月度 月例会 2005/10/03更新

趣旨

2005年1月度(1月28日開催)研究例会では,「FPD(フラットパネルディスプレー)の最新製造技術(2)」を主題として,3件の講演を計画しました.

FPDは,テレビやコンピュータ,CCDカメラや携帯電話など,家電製品のモニター画面にほぼ100%使用され,これら製品の軽量化・多機能化・インテリジェント化を推し進めるための重要な要素部品となっています.そして,量産とコストダウン,大型化と画質の微細・鮮明化に対応する製造技術の革新が求められ,さらに,新しい原理・形状のFPDの開発が求められています.

FPDの製造技術については,昨年(2004年)2月度研究例会で3社の方から「大型化するFPDの製造技術」を主体に講演をいただきました.そして,この研究例会には多数の委員の出席があり,また,委員から再度FPD製造技術について,例会を開催してほしいとの要望が多く寄せられました.そこで,今回,再度,FPDについて研究例会を開催することになりました.

今回の研究例会では,FPD製造技術が「FPDを構成する(ガラス基板・カラーフィルター・駆動電子回路)の(製造・搬送・洗浄・露光・検査・評価)する装置の開発」から「一貫生産システムの構築」,また,「新しいFPDの研究開発」など広範な技術に渡っているため,これらの中から今回は,最新のFPDの研究開発と大型化するFPDの評価検査装置について講演を賜ることにしました.

多くのみなさまの出席を期待します.

日時

2004年1月28日(金) 13:00〜17:00
東京大学 工学部14号館3階(330号会議室)

主題

「FPD(フラットパネルディスプレー)の最新製造技術(2)」

講演題目

1)13:00〜14:00 「動画性能に優れた高速液晶ディスプレイの開発」

八戸工業大学 大学院工学研究科電気電子工学専攻 教授 関 秀廣 氏
青森県地域結集型共同研究事業

液晶ディスプレイで広く用いられるカラーフィルタ法は光吸収により色光を得るため効率が低下する.フィルタレスの新方式であるFS-OCB-LCDを開発した.動画,色再現性の点で優れた性能を示した.

関研究室HP

2)14:00〜15:00「フレキシブルフィルム液晶ディスプレイの作製」

NHK放送技術研究所 材料基盤技術  藤掛英夫 氏

自由に曲げられるディスプレイパネルを実現するため,プラスティックフィルム基板を液晶/ポリマー複合膜で接着した柔構造素子を試作した.本素子は,大面積化に適した印刷工程により作製された.

NHK放送技術研究所HP

材料基盤技術HP

3)15:20〜16:20「第6世代TFTアレイ検査装置の開発とその性能」

株式会社島津製作所 半導体機器事業部 西原隆治 氏

第6世代用(1500mm×1600mm)TFTアレイ検査装置PS6000を開発した.その開発背景と性能について,実データを交え報告する.

島津製作所HP

LCDプロセス関連機器HP

電子線アレー検査装置HP

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