生産自動化専門委員会 精密工学会
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前委員長(第六代) 挨拶

会長挨拶

委員長(第七代) 

精密工学会 生産自動化専門委員会
委員長 大隅 久
( 中央大学 理工学部 精密機械工学科 教授)

本委員会は自動組立専門委員会として1968年に設立され,その後1995年に生産自動化専門委員会へと改称して現在に至っています。2008年にちょうど設立40周年を迎え,精密工学会の専門委員会の中で最も歴史のある委員会です。その間,日本の製造業を取り巻く経済環境には高度経済成長,バブル経済,平成大不況という大きな変化がありました。更にはベルリンの壁崩壊と共に始まったグローバル化の中で,日本の製造業の世界における位置付けも大きく変わりつつあります。これに合わせて,本委員会の使命にも大きな変革が必要であると感じている方も少なくないものと思います。

製造業における自動化の目標を,単なるコストダウンのための省人化,品質の均一化と捉えるのであれば,生産自動化を会の名称とする本委員会のこれからの役割は,かなり限定されたものとなってしまいます。一方で,高付加価値製品を生み出すための方策を考え,更には新たな産業分野に挑戦していくためには,これまでに培った基礎体力としての自動化技術,ノウハウが欠かせません。この技術をバックグラウンドとしたメンバーの集まりである本委員会は,これからの日本の製造業においても大きな役割を担っています。更には,消費者や企業にとってだけでなく,生産現場で働く人々にとって幸福なシナリオを考えて行くことも,本委員会に与えられた重要な使命と考えます。

本委員会では研究例会,見学会,研究会を毎年6回企画しています。また,2005年には委員会設立当時から2004年までに開催された全ての例会資料をDVDとして発行いたしました。この中には,製造業を支えてきた技術そのものだけでなく,その背景となるものの捉え方,考え方,ノウハウがぎっしりと詰め込まれています。研究例会やDVDを単なる資料集,データベースとしてだけ利用するのでなく,個々のテーマに流れる思想,時代の変化への対応などを感じ取ることができれば,将来の新技術開発においても,本委員会の活動記録は貴重な財産となることでしょう。

最近の日本では,もの造りの基礎の部分が空洞化しているとの指摘をよく耳にします。会員の皆様には,本委員会の持つ重要性を再認識していただき,本委員会の活動が今後も円滑に進められますよう,今までと変わらず会へのご出席とご協力を,なにとぞお願いいたします。また,2009年には設立40周年を機に,2005年発行のDVDに2005年〜2008年分の資料を追加したDVDを発行予定です。将来の日本の製造業にご関心をお持ちの方,少しでも貢献したいとお思いの方には是非本委員会にご参加いただき,情報交換を通じて人の輪を広げていって欲しいと願っています。

(Last Updated on 08/02/23)